あかるい肝炎生活

飲み薬でC型肝炎が治療できる日を待つおぢさんの日記

*

プロテアーゼ阻害剤、テラプレビール

      2013/07/19

ウルソで休憩しなながら、C型肝炎を治療しているバンバンです。


午前中は気になるトースターの掃除から(こまい)。フローリングから逃避行して、小間物に逃げる。(笑 結構手強い。次は、寝室の掃除と。。。人使いが荒いなぁ。それにしても、埃がすごい。我ながら、こんなところで寝ていたとは、まっ、ぜんぜんきにならんけどね。かみさんは、冬になると冷え性で、こどもをゆたんぽ代わりにして寝るから、この部屋で寝るのは、わたしだけ、どうりで寒いわけだ。

なんとか大掃除から解放されて、東京肝臓のひろば167号を読む。虎ノ門の熊田先生の記事がおもしろい。プロテアーゼ阻害剤だけど、もう、単剤で治験が始まっているんですね。以前読み方がわからんかった。バーテックス社(いちおうベンチャーなんですね)のVX-950(日本国内コード名 MP-424)だけど、Telaprevir この記事では、”テラプレビール”と日本語になっている。単体でも1ヶ月でウィルスが消えているグラフが紹介される。すげー。でも、耐性ができて、C型肝炎ウィルスの形が変わって単体だと、また復帰してしまうグラフもある。使い方がむずかしいってやつだね。

あくまでもヨーロッパの治験の結果だけど、このプロテアーゼ阻害剤をはじめ3が月、ペグリバを半年使っただけで治癒率が68%とかなりよさげな結果が出ている。でも副作用がすごくて、重篤な皮膚炎で手の皮がむけたりする症例もでているらしい、このため、もう少し、プロテアーゼ阻害剤の期間を短くする比較試験をしているそうだ。

プロテアーゼ阻害剤がどのぐらいすごいかの比較がある。現在のペグインターフェロン+リバビリンが2週間でウィルス量が100分の1に下がればよく下がったといわれるのに対して、テラプレビールは2週間で10万分の1まで下がるんだそうな。ペグインターフェロン+リバビリンとの併用の3剤での治験でも、20例中、2週間で11例(55%)、4週間で7割が消えた。8週間で92%、12週間で20例全例からウィルスが消えたと記事にあります。いままでのペグリバは、やっても途中で消えないひとがいましたから、それと比較するとすごいものがありますね。

まとめとして、近い将来、1bの高ウィルス量がいまのペグインターフェロン+リバビリンの48週、あるいは、ウィルスが消えるのが遅い人の72週にかわって、24週投与がメイン治療になると熊田先生はまとめています。これはいいですね。それでも、3剤併用なので副作用もあって、欧米では皮膚症状での副作用で保険の認可が認可されていないそうです。皮膚に腫瘍ができたり、リバビリンの比ではないすごいことが欧米では起きたそうです。日本ではいままでの治験では、1人だけがやはり皮膚が相当ただれましたが、そうゆう点では、皮膚症状はなんとか乗り切れそうであるともおっしゃっています。

かなり期待が持てそうですね。熊田先生もいま50歳の人は相当夢を抱いても大丈夫だろうともおっしゃっています。はなし半分でもすごいですね、時期は3~4年先になりそうですね。

それまで、がんにならないような治療を十分に行う必要があるようですね。ここで選択肢が2つ、インターフェロンの少量長期と、ウルソ・強ミノ・瀉血療法の庇護治療になります。わたしも、インターフェロンの少量長期でうつがでなければ続けたのですが、なかなかアルファ型のスミフェロンでは仕事に差し支えて、どうにも続けられませんでした。まあ、GOT、GPTを30以下(これが治療の目安になるらしい)に保てるなら庇護治療でも十分と思っています。

肝硬変の治療についても記事がありますが、これはまた今度にしましょう。ちと疲れた。


明日は、今年最後の日、ことしもなんにもできなかった感がありますがね。来年はよい年になるといいなぁ。いま治療中のひともそうでないひとも、ほんと、福の神さんがみなさんのところにくるといいなぁなんておもったりしてね。

 - 新薬情報

Comment

  1. Wちゃん より:

    このあいだ「VertexはTelaprevirの価格を期待効果に見合った75000米ドル(邦貨換算6.8百万円ぐらい)にできるか?」みたいな記事が出てましたね。この記事がどの程度正確な内容を伝えているのかどうか分からんのだが、やっぱりかなり高い薬になりそうなのかな。ということは、まずはペグインターフェロンとリバビリンの併用治療をやって、それでウイルスを排除できなかった人にこの薬を使うってことになるんだろうか、考えたりしました。

  2. horizon より:

    ばんばん体調、もとい、隊長、今年もお世話になりました。
    ちょっと遅いコメントですが、私もこむら返りがちょいちょい起きます。やっぱり冷えるとよくないというのが実感です。
    ばんばんさんにもお仲間の皆さんにも、福の神が舞い込んでくれますように~(^人^)

  3. まさき より:

    明けましておめでとうございます! 
    今年もよろしくお願い致します < (_ _)>

  4. トマトっと より:

    ばんばんさん、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
    ウイルス排除効果が高いと副作用も比例してしまうんですね。恐ろしい~
    でも、ペグリバがダメな我々は、それに望みをかけてしまいます。情報ありがとうございます。
    主治医より、6月からフエロンとリバの併用が適用になると聞きました。私は、今は、もうちょいフエロンに賭けてみます。
    ばんばんさんも、時節柄どうかご自愛ください!

  5. ゆう より:

    あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。。。

  6. ゆう より:

    もう一度書かせて…。
    7万5000米ドル、これって24週の治療分ですよね?
    しかも、それぐらいにできるか?ということ…。高いですね~。

  7. ばんばん より:

    ゆうさん、Wちゃん>
    ちと高杉のような気がしますね。
    まさきさん、トマトッとさん、horizonさん>
    開けましておめでとうでやんす。ことしも、見守っててください。

  8. たかぼー より:

    ばんばんさん、C型肝炎お仲間広場に掲載していただいた、たかぼーです。75000米ドルとは驚きですね~ ペグリバが駄目で養生中の身としては堪えます。ペグリバ併用でと言うことになれば恐ろしい金額になりそうで・・・ 昨年、熊田先生も私が暮らす市民講座に参加していただきまして、複数の肝臓専門医からお話を聞く機会がありましたが、ペグリバ終了後2年経つと、その効果が薄れてきて肝炎が進行しやすいので気をつけて欲しいと、どなたか忘れましたがおっしゃっていました。私はその期限切れの期間に入ったので、気をつけなくては・・・ 今はウルソだけで治療で強ミノの点滴はおかげさまで受けずにすんでいます。ペグリバで駄目だった皆さん気をつけましょう。

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