あかるい肝炎生活

飲み薬でC型肝炎が治療できる日を待つおぢさんの日記

*

平成21年度 厚生労働科学研究費肝炎等克服緊急対策研究 公開報告会(その2)

      2014/10/27

ウルソで休憩しなながら、C型肝炎の肝庇護治療しているバンバンです。


午前中最後の虎ノ門病院の熊田博光先生の”C型肝炎治療”の報告から。

注)
記述にはなるべく気をつけますが、今回の発表すんごく早くて、1スライドが20秒ぐらいで推移したので、
おもいっきり、聞きそびれて部分があるかもしれません。間違っていたら、ごめんなさい。

いちどあやまっておけば大丈夫。(+.+)\バキ

現状のペグリバ48週のSVR率
全体 72%、ウイルスが2bの場合89%、
しかし、1b高ウィルスをピックアップすると、

52%

と約半数しか治らない。また、SVRが悪いのは、50歳以上の女性が60%と全体からすると低い。

 

48週再燃例への72週投与
虎ノ門病院の症例でいうとデータととった72例のSVR率は、71%と有効性が見られる。

やはり、再燃した人は、治りにくいわけで、48週ではやっぱり足りなかったわけで、
その人に対する、延長の72週は有効なんだなぁ。

 

3.  遺伝子検査
このあたりは、 ノン・トロッポさんがわかりやすく、ご自分の検査結果をあげて、
書き込んでおられます。参考になる。

2種類の遺伝子検査があります。

これは、対C型肝炎ウィルスに対するものと人自身のDNAに対するものです。
SNPsと呼ばれます。

ISDR(Interferon sensitivity determing region)は、C型肝炎ウィスルの遺伝子構造を調べるもので、
以前、”ISDRってなんだ?”で書いたことが有りますね。NS5A領域の変異数が多いほどIFNが効きやすいといわれています。

この他にウィルスの遺伝子の頭の部分(コアといいます)。このコア部分の70番目と91番目がの因子がインターフェロン効きやすさに関係していきます。

もうひとつは、わたしが先月結果がでたIL28と呼ばれる、人間の遺伝子(DNA)を調べるもの。
検査結果は、メジャーホモ(T-T)、マイナーヘテロ(T-G)、マイナーホモ(G-G)という分類で、
メジャーホモ(T-T)と呼ばれるT-Tという結果がでればインターフェロン+リバビリの治療の効果がでやすく、
T-GやG-Gとでると、ペグリバが効きにくいという結果になります。

ここの数字がすこしあやふやなのですが、

TTのSVRが約7割、T-GのSVRが約3割という結果。(←ほんと、自信なし)

SNPsの検査で、T-Gの結果がでても、治らないというわけではないようです。
しかし、G-Gとなった場合(ペグリバをやった結果が無効になる人)は、
やはり、ペグリバの2剤ではウィスルを駆逐することはできず、
あたらしい、タンパク質の阻害剤を含めた3在併用の治療に期待することになります。

一番治験がすすんでいる、VX-950、MP-434、プロテアーゼインヒビター(阻害剤)は、
欧米では、現在フェーズ3の治験で、早ければ、今年の中頃に治療薬として使えるようになる。
日本では、約5ヶ月遅れで治験がすんでいる、昔のように3年遅れではない。
このSVRは、いままでの48週の治療の半分の24週、半年の治療で

71%、3ヶ月でも61%と高いSVRが得られる。

すべての場合で、ウィルスが2-4週間で消え、消えなかった例がない。
全体のSVRは半年で約86%と効果が高い。
虎ノ門の症例でも、現在の治験で15例で無効例があり、約3割の方が
プロテアーゼ阻害剤を使っても、効果がない。

これだけ高いと今後は、C型慢性肝炎治療の標準パターンにが、
いまのペグリバの48週から、阻害剤を加えた24週が標準パターンに置き換わるのも時間の問題だと思います。

虎ノ門の症例で中止になったのは、81例中、5例。
治験全体の5%。
その原因は、ペモグロビン低下3例、うつ2例、胆臓などの他の病気1例。
途中中止でも、6割のSVR。

遺伝子の要因を調べた場合(SVR)
TTだと83%、TG/GGだと27%、
TG/GGかつCore90がミュータントの場合 6.3%。

やっぱり、SNPsでTG/GGとでると、いきなりSVRが落ちますね。
IL28、SNPsでTG/GGの場合は、インターフェロンλが期待とおっしゃっていたようなきがします。(←自信なし)

虎ノ門の症例でいうと、C型肝炎治療において、重要な因子は、

年齢→SNPs→ISDR(コア70番)→ウィスル量

ウィスル量がキーになる、B型肝炎とは対象的ですね。
一番の要素が年齢といわれて、どきっとしました。
あくまでも虎ノ門病院の場合ですが、年齢があがるほど、治療がしにくいということになります。
これは、私見ですが、体力なども関係してくるのはでないかと思います。

プロテアーゼ阻害剤の副作用で皮膚炎などがありますが、
これは、早期ステロイドなどを使うことによって、解決できる。
それよりも、うつや貧血による副作用の方が問題となる。

昨年11月に認可になった、インターフェロンβ+リバビリンは、
いまの、ペグインターフェロンとリバビリンとの差は見られないとおっしゃっていました。
うつの副作用が問題となる人の場合は、はじめの初月は毎日連投、その後週3回通院で、
静脈注射となり、面倒ですが、効果の差がみられないのであれば、
一考の価値はああると思います。特に、予算が成立すれあ、月2万円の負担が最大となりますから、
医療費の問題はクリアできるのではないでしょうか?

Q&Aで、インターフェロンβのペグ化の話もでましたが、もうすでに薬自体の開発は終わっているそうです。
しかしながら、優先順位を考えると、治験にいたるには、かなり時間がかかるという話でした。

午後の難しい専門発表は、akioさんにおまかせして。。。(。_゚☆\バキ
ここらで、休憩。

いまでに、扁桃炎を引きずっています。
しつこいなあ。それだけ、免疫力が落ちているのかも、
全身のかゆみも止まらないし・・・。
なんだかなぁ。

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 - 日記

Comment

  1. feltsense より:

    熊田先生のお話のアップありがとうございま~す。遺伝子の要素って大きいんですね。私のって調べてあるのかしらん。でも、何せ3分診療だからなぁ。落ち着いて話を聞けない環境です。
    ばんばんさんの体調はどうですか?今週は点滴を打たずに乗り切れることを願ってます。

  2. ばんばん より:

    feltsense さん
    かなり遺伝子の要素が大きいようです。
    ウィルスの方も、DNAの方も、リクエストしないとダメのようです。
    それにして、扁桃炎、しつこいです。(T T)

  3. ばんばんさん、この記事も次の記事もとても参考になります・・・ファイルに保存、保存(笑)。ありがとうございます!
    今日、国府台病院へ行ってきました。同意・確認書のことなど、ばんばんさんが書いてくださっていたので戸惑いませんでした。
    それにしても混んでいて、院内滞留5時間近く(おかげで待ち時間に爆睡できた・・笑)。後日、アップするつもりでいます。
    扁桃炎、なかなか治らないようですね。どうぞお大事に!

  4. ばんばん より:

    ノン・トロッポ さん
    国府台やっぱりいったんですね。
    お疲れ様です。そうですか、5時間(@@
    わたしがいったときは、それほどでもなかったんですけど、曜日にも関係するのかなあ。でも、ガイドラインにIL28の話がのったということは、SNPsの検査を率先してやりなさいとも読めるわけで、これができる病院は限られてるので、混むんだろうなぁ。
    できたら、DNA番号教えてくださいね。

  5. すずめ より:

    ばんばん隊長さん 詳しく説明して頂きありがとうございます。
     IL28 考えていますが結果で 新ガイドラインでIFN使えないって事になりませんか?

  6. akio より:

    ばんばんさん、こんばんは~♪
    素早いアップ、ありがとうございます。
    私も早くお伝えしたいのですが、時間がなくてまだ整理できてませ~ン!
    今週末も2日とも忙しいので、いつになるかな~。
    忘れないうちに・・・・思い出します。
    ではまた~♪

  7. ばんばん より:

    すずめさん
    使えないということはないと思います。
    IL28の結果でG-Gと出た場合には、いまのインターフェロン+リバビリン治療では完治はしません。しかし、ALTが下がるなら、肝がんの予防からやることに意義がありますから、主治医との判断によると思います。
    akioさん
    お疲れ様です。
    思い出して----(^^

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