あかるい肝炎生活

飲み薬でC型肝炎が治療できる日を待つおぢさんの日記

*

最新のC型肝炎治療、その2”C型肝炎のインターフェロン治療の現状と新たな治療薬の開発状況”の第2回目

      2013/07/19

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今年のの目標は、ちょこまか動くでやんす。
ああ、餅を食べ過ぎて、体重が増えたからではありません(笑

さて、さぼりにさぼった、肝臓病医療講演会:「最新のC型肝炎治療」(20101028)のレポート復帰します。
  1回目を書いてから、ドンだけたんったんやねん。

今日は、新薬の話。お話ししていただいたのは、

「C型肝炎のインターフェロン治療の現状と新たな治療薬の開発状況」
中外製薬株式会社 プライマリーユニット 山田耕児 先生

新薬のほほ蘂手はXXX阻害剤です。インターフェロンやリバビリンなどは体の中で間接的に、肝炎ウィルスを攻撃する因子を作り出してウィルスを消しますが、この新手の阻害剤はC型ウィルスに直接作用するのが、いままでくすりとはことなります。間接と直接ですからね。効果がどーんとあがります。薬によっては、飲んで12時間で4log(1万分の1)まで減少させるなんてものあるそうです。(すごい)

まず、はじめは、

TMC435(プロテアーゼ阻害剤)ですね。今年の秋に保険適用になるテラプレビルの次の薬ですね。T病院の初期の治験の結果など聞きますと、テラプレビルより効果が薄いとか言われていますが、いまの海外の治験の数値だと、12週(TMC435+いまの2剤併用)で89%とかなりいい結果がでています。

テラプレビルなどは、標準治療と比較して、皮膚炎などの重篤な副作用がでやすいといわれていますが、TMC435は、プラセボなどを使った治験などでも、標準治療とほぼ差がないと言われています。飲み方は、1日1回。リバビリンのように、朝晩に分ける必要なし。副作用が少ないのは魅力だと思いますがあくまでもインターフェロンとの併用治療になります。

日本でも、この新春からフェーズ3の治験がはじまるそうです。大元はジョンソン&ジョンソン、日本だとその日本法人ヤンセンファーマの取り扱いになります。組み合わせの標準治療はペグリバではなく、ペガシス+コペガスになるそうです。

数字の羅列がならびますがご容赦を。まだ、薬自体もコードネームでよばれていて名前がありません。テラプレビルもはじめはVX-950なんて呼ばれていました。

つぎは、BMS790052+インターフェロン治療。
BMS790052 ってのは、薬の種類はNA5S阻害剤という分類にはいります。
このXXX阻害剤というのは、C型肝炎ウィスルの増殖や構造にはタンパク質と深い関係があり、その遺伝子分析をしたところの部分をXXXと表しているようです。(若干ちがうところもありますがね)

最後は、お待ちかねの、インターフェロンなしの治療、2つの阻害剤を組み合わせて飲み薬だけで治すものです。経口剤と呼ばれたりします。
T病院では、この2つの阻害剤を組み合わせた治療を”のみのみ”といっているようです。むーん、そのまんまのネーミング。(笑

なぜ、阻害剤1個じゃないのか。これが肝ですよね。抗生物質のような感じです。薬をどんどんつかっていくと、対象が変化して、その薬に対する耐性というもんができて、薬が効かなくなります。

これが、ものすごく問題。このため、相手(C型肝炎ウィルス)が変化する前に、たたくため、2つの薬を組み合わせが必要になります。海外でも2つの薬を組み合わせても耐性ができると結果がでているようですが、T病院で行われている治験では、耐性はでないなんて結果もあるそうです。これは、まだ、世界的にもても、100人に満たない人しか治験をしていないので、まだまだですかね。10年先ぐらいかもしれません。
いまの結果は、海外で2週間終了した結果が25%のSVRだそうです。

阻害剤単体で、ウィスルがなぜ完全に消せないかというと、阻害剤はウィスルの増殖する部分に注目してること。効果を上げるため、特定にウィスルの型、形に併せて、設計されていることなどがあげられます。

簡単にいうと、増殖しないウィルスは阻害剤ではけせないんですよ。細胞の中に入り込んでじっとしているウィルスには効果がないといわれています。この辺は人の遺伝子、ウィルスの遺伝子の解析結果がすすめば、もっと深くわかるかもしれません。

とここまで書いて (・ ・?????)

なんだこれって以前2回目で書いたやん orz
あたらしい情報もはいっているので、そのままアップしておきます。

わすれないように、
次回は、国立感染症研究所 脇田先生
これがすごく難しくてね、どうやってレポートにしようって感じなんですけどがんばりまっす。

昨日も寒かった。
空気が澄んでいて、夕方川辺から富士山がきれいにシルエットで見えました。

今日の鉄

今日の鉄 Photo by cxq02002

さて、3連休。まずはお掃除から開始。
なんだか、掃除しかしてないような気がするけどまっいいか。

 - C型肝炎

Comment

  1. Wちゃん より:

    「飲みのみ」でウイルスを完全に抹消することはできなくても、増殖できなくなったら肝炎は広がらないってことですかね?ということは、もし一生飲み続けることができるようなシロモノだったら、C型肝炎を抑えこんだも同然ということになるんでしょうか。なんかたのしみですね。

  2. ばんばん より:

    Wちゃん
    耐性がでなければ、飲み薬だけで理論的には大丈夫ですが、USの例だと1剤だと耐性がでてくるようです。また、まだ12週とかしかやっていないので、1年とかの長期で飲んだときの耐性もわかりません。このあたりが解明されるといいなあ。
    一度耐性ができてしまうと、同じタイプの阻害剤は使えなくなるので、けっこう怖い感じがしますね。

  3. akio より:

    ばんばんさん、こんばんは~♪
    いつも情報ありがとうございま~す!
    IFN治療というと、つらい副作用の代名詞のようですが、
    最近のTMCやノミノミ(のみのみ?飲み飲み?)の話を聞くと、
    「副作用ないよ~!」というのがキーワードになっていきますね。
    早くらくちん治療が実現するといいな~!
    ではまた~♪

  4. うめ より:

    ばんばんさん、今年もよろしくお願いします。
    「耐性」は怖いですね。同じタイプの耐性ができてしまうと、その薬が使えない。どこかで著効になれば良いけれど、ならなければ・・・と考えると怖いです。
    新薬がドンドン出てくると、治療時にどの薬を使うのか、患者も勉強し主治医と相談する必要がありますね。

  5. ばんばん より:

    うめさん
    耐性はほんとこわい。薬の量を増やすとでない可能性もあるんだけど、新薬がかなり特定の肝炎ウィルスをターゲットに作ってあるので、そこが変化するとすぐに効かなくなるみたいです。むずかしい、このごろ、よくオーダーメイド医療などといわれていますが、選択肢が増えるとこはいいですが、それを選ぶ目もみがく必要がありますね。

  6. ケンケン より:

    バンバンさん  いつも情報ありがとうございます。
    参考になり、感謝!感謝!です。
    2回目の部分的脾動脈塞栓術の9日目では血小板6万でしたが、11日(火)の2週間目の血液検査で、血小板上がっている事を祈るのみですが、
    血小板増えててインターフェロンを行うようになれば、ちょうど秋頃ウィルスの減り方で、先が見えてくる時期だと思うのですが、
    結果が思わしくなければ、秋に保険適用になるテラプレビルを使えるように(変更?)なるのかな?
    そのころになると、”のみのみ”もできるようになるのでしょうか?
    17年ぶりのインターフェロンやるまえから、1b高ウィルスの難治性なんで、いろいろ考えてしまうのでした。
    この前terurin先生と”なんくるないさー”で行きますといっておいて、また心配している困ったチャンでした。

  7. ひでほ より:

    情報いつもありがとうございます。
    今日の鉄なんてあってびっくりです。

  8. ばんばん より:

    ケンケンさん
    のみのみは、10年後ぐらいかなあ。がんばれ~血小板。東大の加藤先生の話では、リスクはありますが、4万ぐらいあれば、なんとかINF治療ができるといっていたようなきがします。それなりにリスクが伴うので、かなり肝臓の専門医が必要になりますが。
    ひでほ師匠
    退院まだかなあ。ゆっくりしませう

  9. めぐ より:

    ばんばんさん、こんにちはぁ♪
    「のみのみ」のネーミングにハマッた私♪
    ・・・かわゆい副作用でバッチリ・スッキリ効いてくれると
    嬉しいですが、10年後(?!)とはぁ・・・
    隊長&私も、50代になっちまぅ・・・年取るぜぃ=3=3=3

  10. ケンケン より:

    ”のみのみ”は10年位あとですか!まだまだですね。
    何とかPSEで血小板上げて、”がっつり”いきたいです。
    おもわしくなければ、テラプレビルいっちゃいますか?って、これ痒い痒いなんでしょ?
    PSEやる前、肝機能落ちて調子悪い時、全身痒くて痒くて寝付けないこと結構あったけど、副作用それより酷そうな?
    でも治るんだったら、なんでもやっちょうかな?
    話変わりますが、バンバンさん 主治医の先生と良い関係を構築するため、していくため、心がけていることあったら教えて下さい。
    よろしくお願いします。

  11. ばんばん より:

    めぐさん
    わたしもはじめて聞いたとき(・・?となりました。
    のみのみとはよくいったものです。虎ノ門の熊田先生がダッシュしているので、結果がよければもすこしはやいかもしれませんね。
    ケンケンさん
    私もかゆかゆづづき中です。(笑
    お医者さんとの関係はむずかしいですよね。
    やっぱり、大きな病院になればなるほど、お医者さん時間がないので、
    手短にいくことですかね。メモをもって聞きたいことをがっと聞く(苦笑
    INFの治療中はよく、1週間の副作用メモみたいなのをわたすと早いときいたことがあります。
    でも、人の関係は相性があるのでむずかしいと思います。私もね(苦笑

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