あかるい肝炎生活

飲み薬でC型肝炎が治療できる日を待つおぢさんの日記

*

C型肝炎、免疫回避の仕組み解明=安価な治療薬に期待-北海道大

      2013/09/17

モーニン♪( ´θ`)ノ 涼しい朝

ちょっとニュースを拾ったので紹介おば。

C型肝炎ウイルスがヒトの免疫反応を回避して持続的に感染する仕組みを解明したと、北海道大の押海裕之講師らの研究グループが20日までに、米病原微生物雑誌「プロス・パソゲン」に発表した。押海講師は「C型肝炎の安価な治療薬の開発につながる可能性がある」と話している。
出典:時事ドットコム:C型肝炎、免疫回避の仕組み解明=安価な治療薬に期待-北海道大

リブレット蛋白質

C型肝炎の治療にはインターフェロンが用いられますが、これは人間の体の中で生成されるものです。通常の量では足りないので、それを補うために外からインターフェロンを足してウイルスを攻撃することによる治療を行います。

動物の細胞内でウイルスの侵入を感知して生成されるインタ-フェロンがなんですよね。インフルエンザの時に体が痛くなるあれです。必死に体がインフルエンザウイルスと戦っています。

で、このインターフェロンを沢山ださせるために必要なのが、リブレットリプレット(北海道大学命名)というたんぱく質のようです。発見は2010年ぐらいなので3年も前に発見してたんですね。今回の発表は、C型肝炎ウイルスが、このリブレットを分解して、体のインターフェロンを出しにくくさせているというものです。

本来なら、体の中に入ってきた異物(ウイルス)を自己免疫が攻撃して、取り除くということを行いますが、C型肝炎ウイルスはこの攻撃されにくいように、働くことで大量に体の中で増殖することになったようです。

敵も然る者、手強いですよね。

今の新薬の開発だと、ウイルスのライフサイクルに作用して、増殖する途中でそのサイクルを止める(阻害する)薬が多く開発されていますが、今回発見した仕組みを解明することにより、体の中のインターフェロンを上手く使った安価な薬の開発ができる可能性ができました。もしかして、ワクチンの開発にも繋がったりしてね。

どんどん進め、体に優しい新薬開発

ひとまず。

 

 

参考
北大医学研究科の特徴 ウイルスの増殖を抑制するリブレット蛋白質の働きを解明

 - C型肝炎, ニュース , ,

Comment

  1. akio より:

    ♪ばんばんさん、こんにちは~♪
    リプレットという蛋白が、抗ウイルス作用の鍵なのですね。もう少し詳しい資料をさがしてみたところ、下記の北大資料が見つかりました。

    http://www.hokudai.ac.jp/news/130820-med.pdf

    どうやらこのリプレットを分解するのが、NS3-4A(プロテアーゼ)らしいです。
    ということは、テラプレビルやシメプレビルなどのプロテアーゼ阻害剤は、単にウイルス蛋白の産生を抑制しているだけでなく、リプレットの分解を抑制することを通して生体内のインターフェロンを増強しているのかもしれませんね。

    勉強になりました。いつもありがとうございます!
    ではまた~♪

  2. akio より:

    追伸
    この記事を見た時、「リブレット」と読んだので、つい東芝の伝説のモバイルパソコン「リブレット」を思い出しちゃいました。

  3. ばんばん より:

    ブじゃなくてプでしたね。リプレット。
    なるほど、でもインターフェロンが関係すると、飲み薬でもIL28Bとの関係があってもいいような気がしますが、これは、これからのデータの収集で明らかになるかもしれませんね
    ありがとうございました。

  4. さとちゃん より:

    ばんばんさん、暑いですね~
    いつも、情報サンキューです。
    お二人のコメントが、難しすぎて~(>.<)
    日々研究が進んでいるのは、間違いないということは、
    ドッ素人の私にもわかります~\(^o^)/
    もう一踏ん張りガンバで夏をのりきりましょう~
    まあ、あんこでも~(^^)v~

    • ばんばん より:

      難しいですよね。まあ、どんどん進みますので大丈夫。

      そうだ、餡こを食わねばだ(笑

  5. 波打際 より:

    私は実際に東芝Librettto30を使っていました
    昨日のEテレ「今日の健康」のC型肝炎見逃し
    10日13:35の再放送見れたら見ますが内容は
    遺伝子検査程度みたいです。飲み薬だけの
    治療を実験台でいいので速く受けたいです

    • ばんばん より:

      波打際さん

      そうですね。でもどうやら来年にはBMSの飲み薬が認可されそうな勢いですよ。
      発表は10月末頃かもしれませんね。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

  関連記事

肝硬変治療薬(開発名:ND-L02-s0201)がFDAで優先審査指定。

ちょっと期待できそうなニュースを見たので紹介しておきます。 肝硬変治療薬(開発名 …

アッヴィ、経口剤のみによるC型慢性肝炎治療薬を日本にて製造販売承認申請 ニュースリリースより

思ったよりも早く、製造認可申請されましたね。 いつものように少しだけニュースリリ …

本日はC型肝炎の気になる記事をちょこっとだけ

Benny Photo by pixelicious.at うむ、今日は年賀状を …

”糖尿病治療薬と肥満治療薬にC型肝炎の治療効果”というニュースが気になる

ウルソで休憩しなながら、C型肝炎の肝庇護治療しているバンバンです。 ◇ 週末、ぐ …

ソブリアード(シメプレビル)の薬価決定 13,134.60円(100mg1カプセル)

いろいろ探したら出てきた。みなさん早いなぁ(笑) お世話になってるmiyaさんの …

1/20(日) 13:30~ 東京肝臓友の会主催:C型肝炎患者交流会のお知らせ

あけましておめでとうございます。 新年第一発目は、C型肝炎患者交流会のお知らせで …

no image
C型肝炎の食事療法について

C型肝炎になったら、どのような食事療法をとれば良いのか、見てみましょう。 肝臓が …

市川市 市民公開講座”日本人のなぜ肝炎が多いか 肝炎治療と国府台病院の役割” その3

Drug / a.drian まだまだ引っ張りまーす。 本日は市民公開講座のその …

C型肝炎と鉄代謝異常、なんで鉄分が体に悪いのか?

Iron Smelting / hans s さて、遅くなりましたが、C型肝炎と …

no image
献血と輸血について

現在、薬害C型肝炎問題が注目され、むかし輸血を受けたことがある人は、C型肝炎ウイ …