あかるい肝炎生活

飲み薬でC型肝炎が治療できる日を待つおぢさんの日記

*

ブリストル・マイヤーズ社、経口薬 ダクルインザ錠60mg(ダクラタスビル)、スンベラカプセル100mg(アスナプレビル)薬価決定!

   

DSC00623

水平線まで走れ・・てな写真ですが・・・(笑)
 

 待に待った、ブリストル・マイヤーズ社の経口薬ダクルインザ錠60mg(ダクラタスビル)、スンベラカプセル100mg(アスナプレビル)薬価決定!しました。

ちょっと探してたんだけど出遅れた。やっとインターネット上で掲載してあるところを見つけたので記事を書いて置きます。
 

2014/08/28 薬価決定!!

ダクルインザ錠(ダクラタスビル塩酸塩)薬価収載「2014年9月2日」 | ファーマシスタ関西

スンベプラカプセル(アスナプレビル)薬価収載「2014年9月2日」 | ファーマシスタ関西

・ダクルインザ錠60mg(ダクラタスビル) 1錠9186.00円(1日薬価9186.00円
40%加算:インターフェロンが使えない患者さんで有効性を示した、入院等も必要でない、経口投与のみによる治療が可能であるということから薬価が加算されたようです。

・スンベプラカプセル(アスナプレビル) 1カプセル3280.70円(1日薬価6561.40円

治療に関しては1日、1錠と2カプセル服用することになります。
 

気になる治療費は?

20131119110244

この薬価から気にある治療費を算出してみましょう。

 1日15,747.4円x180日(24週間)=2,834,532円として、3割負担で850,359.6円
通常病院にも寄りますが、多分血液検査が12週迄は毎週、その後多分4週間に1回。
1回6,000円ぐらい(項目が多くなるともう少し追加されます)。
12回+3回で都合15回。90,000円。3割負担で3万円。
この他に最初に腹部エコー等などが追加されるはずです。

 ここまでで85万円+3万円+α=約90万円ぐらいですかね。

 初期に耐性株の検査をやると多分これが保険適用外で30,000円ぐらい。

 医療費助成の対象になると聞き及んでいますので、ここまでは高くならないと思いますが・・・。
(インターフェロン治療の場合は、収入により月額1万円or月額2万円を超える部分は助成の対象になります) 
 

まとめ

 ソブリアード錠とかテラビック錠の時に治療費を計算した時には、ざっくり90~100万円でした。

参考:ソブリアード(シメプレビル)の薬価決定 13,134.60円(100mg1カプセル)

 今回のブリストル・マイヤーズのダクルインザ錠60mg(ダクラタスビル)、スンベプラカプセル100mg(アスナプレビル)の場合も大体同じゾーンに収まったと思います。(高くなった分、インターフェロンがなくなったので同程度の価格に収まった)

 薬剤耐性とALT上昇のかなり厳しい問題も残っていますが、世界初の画期的な治療法が確立されたことになります。
次に出てくる薬の参考になる薬価も決定して、一安心(でも次の薬も40%加算になったら・・・)。

 早い病院では、この薬価を受けて9月中旬から下旬ぐらいには治療が始まるかもしれません。
(このお薬を使えるのは、前回治療無効例とインターフェロン治療がでいきない患者さんです)
 
 
ひとまず。

 - C型肝炎, 新薬情報 , , , , , , , ,

Comment

  1. アナログ より:

    ばんばんさん、こんにちは(*^^*)
    いつもながら素早い情報をありがとう〜♪

    今回の記事には私が楽しみにしてる甘いものが無いよ(^^;;
    冒頭の写真の道を走破したいな〜♪
    ばんばんさん、お蕎麦を食しにいらっしゃい(o^^o)
    それでは、また(^^)/~~~

    • ばんばん より:

      アナログさん
      写真は平地の江戸川CRです。アナログさんの所は物見山とかその先に白石峠とか激坂ばかりで近寄れないですぅ。(笑)

  2. たかぼー より:

    ばんばんさん はじめまして!

    ペンネーム「たかぼー」と言います。
    かなり前からこのサイトは読ませていただいていまして、通院仲間とこの
    サイトの情報交換をしています。

    非常に情報が早くて正確で感謝しています。

    1992年に天然型インターフェロンアルファを48週間投与で無効。
    2004年に血小板二重濾過をへパフィルターでを2本使用して透析室で
    4時間半かけて治験にて延べ4日行った後ペグインターフェロン、リバビリン
    で72週間治療しましたが39週目に陰性となりホッとしたのも束の間
    72週終了後の血液検査で陽性となり現在に到っています。

    4年ほど前から毎週2日、強力ネオミノファーゲンCを60mlの静脈注射に
    通院している身です。

    高ウィルス量の1b型のためソブリアードでの治療も考えましたが、当病院で
    重い副作用が出た患者がでて新しくソブリアードでの治療を受け付けなくなりました。

    現在、私ははスンベプラ、ダクラスタビルでの治療待ちですが、わが大学病院
    では何故かまだ納入されていない状態で、ウィルス耐性検査を12月に行い
    来年1月の結果を待って治療するかどうか決めるそうです。

    ウィルス耐性があれば著効率は40%に下がると主治医から聞きました。

    それでも無理を承知で新薬での治療を行えばウィルス耐性のためその次の新薬は
    おそらく効かなくなるだろうとの事でした。

    私の住むところでは開業医での飲み薬の治療は既に始まっているそうです。

    どうやら大学病院内で新薬を容易に入手出来ない理由があるようです。

    困ったものです。

    • ばんばん より:

      たかぼーさん
      初めまして。

      大きな病院は契約の問題とかスタッフの教育の問題とか、病院全体の治療方針の決定とか決め事が沢山あるので大変なのでしょうね。

      今通院している病院では、今回のBMSの薬を使う場合は病院で会議が行われ、本当に今この薬で治療しなければならないのかを厳重にチェックする方針だそうです。やっぱり薬剤耐性とかが怖いのだと思います。
      そのぐらい肝臓の専門医の中では扱いが難しい薬だと思いす。

      飲み薬は一回で治すを念頭に無理せず、治療が行えればと思います。次の良い薬が来年に出てきますからね。

  3. たかぼー より:

    ばんばんさん こんにちは

    記述を一部間違えていました。血小板二重濾過をしたのはへパフィルターではなくナノフィルターでした。30万円ほどする値段が高いフィルターだそうですが、
    治験のため患者負担は無しで、濾過中も血液検査をして主治医、製薬関係者と思われる方々が10名程、毎回透析室に来られて見学でした。

    BMSの薬は開業医で行う場合は薬害耐性のチェックはしないと聞きました。
    肝臓専門医がいる大きな病院では事前に薬害耐性をチェックしてから、投与
    するかどうか決めるため安全とのことでした。

    途中インターフェロンでの治療で2回入院、肝機能の著しい悪化で1回入院していますが、現在の強力ネオミノファーゲンCの静脈注射が200回を越え
    それ以前の強力ミノファーゲンCの点滴も2000回を越えていますが、
    未だに決定打は無い状態です。

    1月に薬害耐性の検査結果が出てくることになっていまして薬害耐性有りと
    なればギリアド待ち、無ければBMSの飲み薬で治療開始となりますが、
    いつ当病院に納入出来るかは不明だそうです。

    どうも私の住む自治体の特定疾患の高額医療費補助の予算があまり残っていないとのことで、自治体からは来年4月からの予算が取れた状態で、患者を受け入れて欲しいと要請が来ているそうです。

    嘆かわしいことです。

    • ばんばん より:

      たかぼーさん

      ナノフィルターってVRAD( http://www.v-rad.jp/ )の親戚みたいなものですかね。発表された当初フィルタによるウィルス除去は有望だと思われていましたが、いまでは肝炎の専門医からは見向きもされなくなりました。体への負担が大きく、ほとんど著効率へ影響がないんですよね。
      いままでの治療では、インターフェロンが主だったので、体の免疫がよく働かないと根本的なウイルス除去はできなかったからですね。飲み薬になってからもそれほど主とした治療法にはならないと思いますよ。

      >BMSの薬は開業医で行う場合は薬害耐性のチェックはしないと聞きました。
      そのお医者さんで治療しちゃだめですね。危なすぎます。

      いままでのインターフェロン治療助成と同じように、治療時期までさかのぼって助成申請ができるようになると思われます。治療を始める前にきちんと確認しておくことをお勧めしますよ。

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