テラビック(テラプレビル)の3回目の医薬品の適正使用に関するお知らせが発信されました

Warning / jessica.diamond

1回目ならスルーしようと思ったんだけど、3回だから注意喚起のために紹介しておきます。

C型肝炎の3剤併用治療に用いられるテラビックに関して、発売元の田辺三菱製薬(株)から発信されました。

今年になって3回目になります。

掲載年月日 タイトル 情報提供元
2012年10月 テラビック®錠250mgによる重症薬疹に関する注意喚起の件 ~皮膚科専門医との連携の徹底について~ 田辺三菱製薬(株)
2012年9月 テラビック®錠250mg 投与中における腎機能障害のリスク因子について 田辺三菱製薬(株)
2012年5月 テラビック®錠250mg 投与中における急性腎不全等の重篤な腎機能障害について 田辺三菱製薬(株)

出典:医療品医療機器総合機構より http://www.info.pmda.go.jp/iyaku_info/tekisei_kigyou.html

治療中の方も、今から治療を考えている方も、ぜひ中身は読んでみてください。

以前より、腎機能障害の話は話題になっていましたが、今回10月に発表されたのは、ペグインターフェロンとリバビリンの3剤併用療法を受けた患者2例が中毒性表皮壊死融解症(TEN)を発症し,うち1例が死亡したと云ものです。

どんな症状なのでしょうか。皮膚科学会のHPにQ&Aがありました。

ちょっとショッキングな写真があるので、気の弱い人は気をつけてください。

社団法人日本皮膚科学会 | 皮膚科Q&A アンサーページ 「中毒性表皮壊死融解症」とはどんな病気ですか?

前々から皮膚に関しては重篤な副作用があると云われて、皮膚科専門医との連携が欠かせないと云われてきましたが、どうやらこのような注意喚起がだされるということは、それが完全に行われてなかったということなのでしょう。

治癒率が80%と非常に効果のあるお薬ですが、ペグインターフェロンとリバビリンを持ちいた2剤にもう1剤お薬を追加するため、いままでと比較して、副作用も多くなると云われています。

以前、虎の門病院の熊田博光先生の講演会において、同病院では、グレード1の段階から適切なステロイド剤を処方して、早め早めに皮膚炎に対して対応することにより、重篤な副作用になる前に対処しているとお聞きしました。

グレード(皮膚炎のひどさ)による対応のフローチャートは以下の通りです。

グレード対応フローチャート

出典:テラプレビル適正使用ガイド

また患者さんのほうが、皮膚炎を我慢するということあるそうです。このぐらい大丈夫と思うことがあるよそうです。この薬の場合は、なにか少しでも異常を感じたらすぐに主治医の相談するといいと思います。

初期の頃と比較して、テラビックの量を2250mgから1500mgに減量して始める方法も確立されていているようです。

以前の講演会の資料がお仲間のakioさんの処にありましたね。

9/1 熊田先生の講演会に参加しました~♪ (その2 C型肝炎) – HCV(C型肝炎ウイルス)との闘い♪ – Yahoo!ブログ

減量しても効果は変わらず

ものすごく効果がある薬ですが、患者の状態を見ながら、薬のさじ加減、副作用を和らげる方法を熟知した肝臓の専門医でないと使えないお薬だと思います。

有名な先生は、テラビックによる3剤併用療法は、少なくても100人ぐらいの患者さんを治療したことのある肝臓の専門医じゃないと難しいということもお聞きします。

いまから治療をお考えの方は、いまの肝臓の状態を把握し、主治医とよく相談して治療をはじめることをお勧めします。

ちょっと、次回は、3剤併用療法のお薬の減量に焦点を当てた記事を予定しています。

ひとまず。

天高くおじさん肥ゆる秋。

相変わらず、週末はお仕事だすけど、時間を見つけて自転車乗り。

走る時にはがっちりと甘いものを。

甘いものがやめられません(苦笑

朝ごばん♪( ´θ`)ノ 秋は栗だよね

朝ごばん♪( ´θ`)ノ 秋は栗だよね Photo by cxq02002

2件のコメント

  1. ばんばんさん、こんばんは。
    テラビックの皮膚障害で、死者がでてしまいましたか・・・
    リンク先の「お知らせ」を読みましたが、
    あまりに凄まじい症状に、絶句してしまいました。
    なぜ。もっと早く中止できなかったのでしょう・・・
    この患者さんは、前治療のペグリバ2剤の時にも、
    皮疹や浮腫ができていたようです。
    皮膚の弱い患者さんがテラビック3剤治療をする場合は、
    十二分に注意しなければいけませんね。
    いつも貴重な情報をありがとうございます。
    ではまた

  2. akioさん
    とうとう皮膚関連の副作用で死亡者がでてしまいました。事前の検査などで副作用のひどさなどがわかるようになるといいんですけどね。

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