C型肝炎、免疫回避の仕組み解明=安価な治療薬に期待-北海道大

モーニン♪( ´θ`)ノ 涼しい朝

ちょっとニュースを拾ったので紹介おば。

C型肝炎ウイルスがヒトの免疫反応を回避して持続的に感染する仕組みを解明したと、北海道大の押海裕之講師らの研究グループが20日までに、米病原微生物雑誌「プロス・パソゲン」に発表した。押海講師は「C型肝炎の安価な治療薬の開発につながる可能性がある」と話している。
出典:時事ドットコム:C型肝炎、免疫回避の仕組み解明=安価な治療薬に期待-北海道大

リブレット蛋白質

C型肝炎の治療にはインターフェロンが用いられますが、これは人間の体の中で生成されるものです。通常の量では足りないので、それを補うために外からインターフェロンを足してウイルスを攻撃することによる治療を行います。

動物の細胞内でウイルスの侵入を感知して生成されるインタ-フェロンがなんですよね。インフルエンザの時に体が痛くなるあれです。必死に体がインフルエンザウイルスと戦っています。

で、このインターフェロンを沢山ださせるために必要なのが、リブレットリプレット(北海道大学命名)というたんぱく質のようです。発見は2010年ぐらいなので3年も前に発見してたんですね。今回の発表は、C型肝炎ウイルスが、このリブレットを分解して、体のインターフェロンを出しにくくさせているというものです。

本来なら、体の中に入ってきた異物(ウイルス)を自己免疫が攻撃して、取り除くということを行いますが、C型肝炎ウイルスはこの攻撃されにくいように、働くことで大量に体の中で増殖することになったようです。

敵も然る者、手強いですよね。

今の新薬の開発だと、ウイルスのライフサイクルに作用して、増殖する途中でそのサイクルを止める(阻害する)薬が多く開発されていますが、今回発見した仕組みを解明することにより、体の中のインターフェロンを上手く使った安価な薬の開発ができる可能性ができました。もしかして、ワクチンの開発にも繋がったりしてね。

どんどん進め、体に優しい新薬開発

ひとまず。

 

 

参考
北大医学研究科の特徴 ウイルスの増殖を抑制するリブレット蛋白質の働きを解明

7件のコメント

  1. ♪ばんばんさん、こんにちは~♪
    リプレットという蛋白が、抗ウイルス作用の鍵なのですね。もう少し詳しい資料をさがしてみたところ、下記の北大資料が見つかりました。

    http://www.hokudai.ac.jp/news/130820-med.pdf

    どうやらこのリプレットを分解するのが、NS3-4A(プロテアーゼ)らしいです。
    ということは、テラプレビルやシメプレビルなどのプロテアーゼ阻害剤は、単にウイルス蛋白の産生を抑制しているだけでなく、リプレットの分解を抑制することを通して生体内のインターフェロンを増強しているのかもしれませんね。

    勉強になりました。いつもありがとうございます!
    ではまた~♪

  2. 追伸
    この記事を見た時、「リブレット」と読んだので、つい東芝の伝説のモバイルパソコン「リブレット」を思い出しちゃいました。

  3. ブじゃなくてプでしたね。リプレット。
    なるほど、でもインターフェロンが関係すると、飲み薬でもIL28Bとの関係があってもいいような気がしますが、これは、これからのデータの収集で明らかになるかもしれませんね
    ありがとうございました。

  4. ばんばんさん、暑いですね~
    いつも、情報サンキューです。
    お二人のコメントが、難しすぎて~(>.<)
    日々研究が進んでいるのは、間違いないということは、
    ドッ素人の私にもわかります~\(^o^)/
    もう一踏ん張りガンバで夏をのりきりましょう~
    まあ、あんこでも~(^^)v~

    1. 難しいですよね。まあ、どんどん進みますので大丈夫。

      そうだ、餡こを食わねばだ(笑

  5. 私は実際に東芝Librettto30を使っていました
    昨日のEテレ「今日の健康」のC型肝炎見逃し
    10日13:35の再放送見れたら見ますが内容は
    遺伝子検査程度みたいです。飲み薬だけの
    治療を実験台でいいので速く受けたいです

    1. 波打際さん

      そうですね。でもどうやら来年にはBMSの飲み薬が認可されそうな勢いですよ。
      発表は10月末頃かもしれませんね。

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