線維化が改善する化合物 C型肝硬変の治験すすむ

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 昔少し話題になった線維化を溶かす薬がちょっとずつ進んでいるようなので紹介しておきます。

【ニッポン病院の実力】がん・感染症センター都立駒込病院 線維化が改善する化合物 C型肝硬変の治験すすむ – ZAKZAK
画期的・・・

 

肝硬変の場合の治療

国内で150万人-200万人と患者数が推計されるC型肝炎では、C型肝炎ウイルスに感染することで肝細胞がダメージを受け、慢性肝炎から肝臓の働きが低下する肝硬変へ、さらには肝がんへ移行するリスクも高くなる。しかし近年、飲み薬などの新薬の開発で、およそ9割近くの人からC型肝炎ウイルスを体内から排除することが実現可能となった。ただし、C型肝炎による進行した肝硬変(C型肝硬変)に対する治療薬は今のところない。
出典:【ニッポン病院の実力】がん・感染症センター都立駒込病院 線維化が改善する化合物 C型肝硬変の治験すすむ – 健康・医療 – ZAKZAK

 そう、新しく登場する予定のハーボニーでも、代謝性肝硬変まで、非代謝性肝硬変の場合の治療は難しくなります。
インターフェロンも使えなくなりますので、現状の所、非代謝性肝硬変の場合は、対処療法が中心となり根本治療がやりにくいというのが現状だと思います。

新しいお薬のコードネームは『PRI-724』

 「C型肝硬変のマウスモデルでは、『PRI-724』を投与することで、線維化が改善しただけでなく、正常な肝細胞に変化していました。『PRI-724』は、もともとがん細胞や障害を受けた細胞にのみ作用する化合物で、正常な細胞には影響を与えないとされています。その薬に、肝硬変を治す力も秘めていることがわかったのです」
出典:【ニッポン病院の実力】がん・感染症センター都立駒込病院 線維化が改善する化合物 C型肝硬変の治験すすむ – 健康・医療 – ZAKZAK

 なにが凄いって、固く線維化した肝臓の細胞が、正常な細胞に変化するってことです。通常の場合、5年から10年で肝臓の細胞が一周りして新しくなるといわれています。このため線維化の進行度を表すF値がひとつ下がるのは5年~10年かかるんですよね。
これが新しい『PRI-724』によって加速されるってことで、これは凄いと思います。
まだ数例の症例だそうですが、これから症例を増やして安全性や効果の確認が行われるようです。

効果が確認されるのは来春だとそうで、よい結果がでるといいなぁ。
 
 
ひとまず。

2件のコメント

  1. 隊長、情報ありがとうございます。
    小生も治験に応募しましたが、ウイルスが消えた肝硬変患者は適応外とのことでした。まだ1相なので期待モードです。
    p.s.
    私事ですが・・・肝硬変の成績が悪くてAVRの再手術ができないでいます。
    来週また採血です。J医院入院中です。

    1. ひでほさん
      まだ、1相でしたか。もう少し範囲が大きくなってくるといいですよね。

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