C型肝炎治療薬ヴィキラックス配合錠の薬価収載、1錠2万6801.20円

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ハーボニーに続く経口薬のアッヴィ社のヴィキラックス配合錠の薬価が決まりました。
ちょっと先行するダクルインザ、ハーボニーなどと比べてみましょう。
【中医協】ヴィキラックスなど薬価収載承認- 市場規模予測に「控えめ」との指摘も | 医療介護CBニュース

参考
厚生労働省「中央社会保険医療協議会 総会(第313回)議事次第 DPCにおける高額な新規の医薬品等への対応について」
(ヴィキラックス配合錠は2ページ目)
 
 

ヴィキラックスの薬価は1錠2万6801.20円

ヴィキラックスは一般名オムビタスビル水和物(NA5B阻害薬)・パリタプレビル水和物(NS3+NS4A阻害薬)・リトナビル(プロテアーゼ阻害剤の代謝を遅らせる)を配合したものです。1日に2錠、朝と夜に服用します。

1錠薬価が2万6801.20円ですから、1日薬価が2倍の5万3602.40円となります。
 

経口薬の薬価の比較

1日薬価、治療総額で3種類の経口薬を比較してみましょう。
(ダクルインザ+スンベラの場合は治療期間が24週間となることから、比較のため2日薬価を1日薬価相当として比較することにします)

1日薬価 治療総額 ハーボニー比率
ダクルインザ+スンベラ 24933.4円(*1) 2,094,405.6円 31%
ハーボニー 80171.3円 6,734,389.2円 100%
ヴィキラックス 53602.4円 4,502,601.6円 67%

*1 比較のため、1日薬価を2倍

 現状1番いいお薬であるハーボニーを100%として、各お薬の治療総額を比較すると今回薬価が決まったヴィキラックスが67%と約3割強も安価になります。
 ヴィキラックスも現状と同じC型肝炎の治療費助成が使えると思いますので、患者さんの負担(収入により1万円/月or2万円/月は代わりませんが、治療費を助成する国の予算からすると大きな差がでてくると思います。

 ダクルインザ+スンベラは、安価ですが薬剤耐性の問題もあり、全世界では日本のみの発売ですので今後あまり使われることはないと思います。
 今後はハーボニーかヴィキラックスに2択になると思います。両方ともとても高いお薬なので大きな病院でも主に使うのはどちらか1種類のなると思います(お薬は完全買い取りになります)。ちょっと昔の例だとリバビリンとコペガスのような形です。同じ作用のお薬なのでどちらかして病院は置いてなかったりします。
 米国の市場占有率はちょっと前で、ハーボニー96対ヴィキラックス4ぐらいの比率でした、日本の場合はどのぐらいになるか見守りたいと思います。

 治験の結果、副作用の観点からはハーボニーが一番いいお薬だと思いますが、そこは製薬会社の販売力の差とか、病院の系列(医師の系列)などの話もありますし日本ではこんな数字にはならないと思います・・・・

PS
この間ある報告資料を拝見したら9月末のハーボニーの症例が約900例だそうです。契約の話とか予算が話とかがありますがもう少し上かと思っていたらそうでもないですね。
 
 
ひとまず
 
 

2015/11/26 更新 やっとニュースリリースが本家でましたね。

AbbVie | 日本 | お知らせ詳細

2件のコメント

  1. 宜しくお願いします。実はハーボニーを処分したいのですが、どうすればよいのか分かりません。

    1. 通常は余るはずはないですが。。。(苦笑
      主治医、処方された病院または調剤薬局へご相談ください。

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